【ライブ完走・禁酒解禁】漫画『神の雫』にも登場したイタリアの銘酒・アマローネがまさに勝利の美酒でした
絶対に逃げ出せない、過酷な戦い。それを戦い抜いた者にのみ許される勝利の美酒。
「このライブをやり切ったら、このワインを飲むんだ…!」
そんな手垢のついた死亡フラグを見事に折ってみせた僕等を迎え入れてくれた、とっておきのワイン。
その味わいは、痛みも苦しみも全てを、甘く優しく包み込む…
ワインの沼からごきげんよう、ユキシバです🍷
今日からワインブログ再開!!!
はい。ライブの準備もしながらワインブログも更新したるぜ!と意気込んで板は良いものの、音楽の方が忙しすぎて結局更新できませんでした…m(_ _)m
が、お陰様でライブ完奏!
まだイベントの準備など休む間もなく追われていますが、今日からはまたこのブログも更新できます!
どうぞ今後もよろしくお願いします。
僕は本番の2~3週間前からお酒を抜きます。
喉へのリスク軽減をしつつ、意図的にストレスを溜め、ステージ上での爆発力を増す狙いがあります。
それを無事やり抜いたご褒美。
禁酒解禁後初のワインとして選んだのがこちら…
『神の雫』にも登場したイタリアの銘酒・アマローネ
アマローネ デッラ・ヴァルポリチェッラ クラッシコ2018
生産者:テヌータ・ビクシオ・ポデーリ
産地:イタリア・ヴェネト州
品種:コルヴィーナ・ヴェロネーゼ 70%、ロンディネッラ 15%、モリナーラ 15%
アルコール度数:16%
価格:8360円
~アマローネとは~
🍷水の都・ヴェネチアを擁するヴェネト州の内陸・ヴァルポリチェッラで作られる
🍷アパッシメントと呼ばれる伝統的な製法で陰干しした葡萄を使う
🍷実はしくじりから偶然生まれた
🍷意外と歴史は浅い
詳しい歴史などについてはヴァルポリチェッラ特集(?)でまとめて書きたいと思います🍇
アマローネは、何かでその存在を知って以来いつか飲んでみたい…!と憧れていたワインの一つです。
その理由は何と言ってもその味わい。
陰干しすることで凝縮度を増した葡萄による濃密な果実味。甘味や苦味の贅沢なバランス…
ただアマローネは1万オーバーが割と普通な銘酒。おいそれとは買えません。
今回の生産者の場合で、陰干しだけで最大5カ月も費やすのですから、やっぱり手間がかかってるんです。
1万円を切る分これでもかなりコスパ良い部類なのですが、今回はショップで「会員割引」+「訳アリ品セール」のコンボで更にかな~り安く手に入りました笑
チャンスは逃がさないユキシバスタイル🥂
アマローネはイタリア語で「苦味」という意味する「アマーロ」が語源です。その名の通り、コーヒーやビターチョコのようなリッチな苦味が印象的です。
『神の雫』では中華料理にも合うと紹介
注いでみると色はこんな感じ(相変わらずのiPhone6sクオリティ/(^o^)\)
勝手なイメージで、アマローネならきっと漆黒みたいな濃い色を思い浮かべちゃいますが、こちらは意外にも透明感のあるガーネットで、宝石のような輝きさえあります。
香りを取って…うん。勝ちを確信しました。
これはもう美味しいに決まってるわ。
ひと口含むともうふふふふ…ふっふふふふふふふ←
熱された木の風味と苦味が贅沢に広がると同時に、凝縮されていたドライフルーツが口の中で一気に花開く。
それでいてド濃い印象は無くあくまでも上品で、濃密なのにどこか軽やか。タンニンが控え目で優しいのも魅力。
赤系果実を贅沢に使った上等なドライフルーツの果実味。時々現れる砂糖漬けや肉を連想する風味…
ひと口飲んだら最後、リッチな味わいにただただ酔いしれるのみなのです……
ショップによれば、ヴェネト風レバーやアマローネのリゾットの他、醤油・味噌ベースの和食とも好相性とのこと。
ちなみにこのワイン、本場フランスでも好評のワイン漫画『神の雫』に登場し、作中では中華料理との相性も良いと紹介されているのだそう。
その一方、シンプルな赤身肉が最高の組み合わせとの説も。
というのも、アマローネは偶然から生まれたワインで、DOCG(統制保証原産地呼称。イタリアワインの最高格付けみたいなもの)に昇格したのも2010年とかなり新入り。そのためワイナリーによって細かい作り方も味わいも様々なのだとか。
そんなわけで…
いぃただきまぁぁぁぁぁぁす!!!(理性が爆発四散する音)
写真には写ってませんが、セブンアイの金のデミグラスハンバーグ&豚角煮も合わせてみました。
結論。ハンバーグと豚角煮の大勝利!!⚔
シンプルな肉料理よりも、味付けの濃い煮込み肉の方が良いマッチでした。
もうね、口の中で香ばしさが爆発四散して(←気に入ってるの?)
ざっくり言うと、
🍷渋味が強めの赤ワイン→シンプルなステーキ肉
🍷渋味が控え目で果実味主体の赤ワイン→煮込み肉
という感じで合わせると間違いが少ないかな!と思います(ΦωΦ)
いかがでしたでしょうか。
今回は禁酒解禁後初のご褒美ワインとしてアマローネデビューを果たしました。
丁寧に陰干しされた葡萄と伝統的な大樽熟成が織りなす、贅沢な苦味と果実味。
やっぱり特別な時に飲むのがおすすめです。
是非とも「これを乗り切ったらこの子を飲んでやるんだ…!」という手垢の付きまくった死亡フラグを立てたうえで、全てを乗り切った後の勝利の美酒として飲んでみてはいかがでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた。良きワインライフを!