【ワイン遠征②】狂気の沙汰!ワイン100種類が無制限飲み放題【ノムノ赤坂】
ワインの沼からごきげんよう、ユキシバです🍷
音楽系では最大規模の即売会イベント・M3。僕にとっては会合(ライブ)の次に重要で大きなイベントと言っても過言ではありません。
リアル会場では2度目のM3出店。
楽しいのは勿論ですが、忙しくプレッシャーも大きいです。
今回は「このイベントが終わったら、ワインをアホ程飲んでわけわからんくなってやるんだ…!!」
と誓ってました。
というわけで今回は東京ワイン遠征②ということで、遠征の中で行った2軒目のバーを紹介します。
(注:遠征のメインはイベント出店です)
3300円で時間無制限飲み放題・ノムノ赤坂
女の子を連れて行ってワインを語って気持ち悪がられたいお店2選
— たまご (@eggintamago) November 9, 2022
ソムリエ試験の勉強に使いたい人のために作られた100種類飲み放題のワインバー ノムノ赤坂
ワインバー併設のワインショップで好きな食べ物などの簡単な質問から自分に合うワインを見つけてくれる wine@
連れてく人なんていないけど pic.twitter.com/C282BWre5l
例によって、とあるホットなワイン系YouTubeチャンネルで知り、ここへ行かずして死ぬものか!と思って真っ先に遠征プランに組み込んだお店です。
ノムノ赤坂
場所:東京都港区赤坂3-19-1 東京農村ビル3F
最寄り駅:赤坂見附駅
100種類のワインが飲み放題
赤坂のノムノで時間無制限、100種類ワインテイスティング🍷 pic.twitter.com/ierEGpwWxH
— Mari (@mari_wine_) June 15, 2022
この日の僕が求めているのは「アホな飲み方」。
普段なら1本か多くても2本をじっくり味わう僕ですが、この日だけは何を何杯飲んだかわからなくなるまで飲みたい。
そういう人には、ノムノ赤坂はうってつけです。
なんたって、種類が多い。
100種類って何かの冗談だろ。
ラ・ラ・ラ・飲めるかな♪
み・ん・な・飲めるかな♪
いや100種類はなんぼなんでも無理なんよ。
そうそう、これこそ僕が求めていたもの。
絶対にコンプリート出来ないであろう大量のワインの中から好きなように選んで、時間とお腹の許す限り飲む。
これを家でやろうと思ったら一体何十万かかるかしれませんよね。というか置く場所どうするねん問題が立ちはだかります。
やはりこれだけたくさんの種類を少しずつ味見できるのは刺激的です。
テイスティングの勉強に◎
ワインエキスパート二次対策の為に通ったワインバーの一つ。
— Nomliere (@nombedenombey) November 11, 2022
ノムノ赤坂さん。
着席も出来て、とにかく対策の為のワインが大量に置いてありました。
本当助かりました。感謝感謝@nombedenombey #ノムノ赤坂 pic.twitter.com/5D21VZSpL1
ノムノ赤坂に置いてあるワインにはある特徴があります。
それは価格帯。
飲み放題の対象となるワインは1000円台が主。2000円くらいのワインもあるか無いかぐらいでしょうか。
WINE@EBISUの回でも触れましたが、飲み屋さんで常識的な価格で提供することを考えたらこの価格帯のワインがベスト。
ただ、この価格帯のワインが沢山揃ってると、あるメリットが生まれます。
それが「テイスティング試験の対策にぴったり」ということ。
ソムリエ・ワインエキスパートの二次試験ではテイスティング能力が問われます。
実際にワインを飲んで、香りや味、品種を述べていくのです。
そして気になるのが実際試験に登場するワイン。
テイスティング試験は格付けチェックではありません。
あくまで香りや味からワインの特徴や状態を判断するスキルを評価するのが目的なので、極端に高い・安いワインやマニアックすぎるワインは「悪問」になってしまうんですね。
(もっと言うと、「日本なのにブルゴーニュと見まごうワイン」みたいなのも試験問題としては適さないでしょう。)
結果、大体1000円台~2000円くらいの丁度いいランクのワインが選ばれやすくなるわけです。
まとめると、ノムノ赤坂では、実際のテイスティング試験で出てきそうなランクのワインが飲み放題。
即ち閉店まで延々とテイスティング試験の勉強がし放題ということ。
おつまみの持ち込みOK
久々に赤坂のノムノで昼からワイン飲み放題、ワインはこういうスタイルじゃないと飲み比べ出来ないから助かる pic.twitter.com/596tnkuhgn
— いちさん (@i_chi3) May 14, 2022
更に変わっているのが、飲食店でありながらおつまみの持ち込が自由である点。
これかなり賢いな~と思いました。
料理というのは一般に、コストはかさむけど利益率は低いもの。
「せっかくワインを提供するから、ワインに合う料理も色々用意したいよね~」をしてしまうと、それだけで仕入れや廃棄、設備や人件費…お金も手間もめちゃめちゃかかります。
食べ物の持ち込みをOKにして、店内サービスはワインの提供に特化しまくる。
店側はコストが浮くし、お客はその分手ごろな価格でワインに溺れることが出来る。
ワイン好きからしたら嬉しいことしかないですよね🍷
僕は途中でKALDIに立ち寄り、パテ・ド・カンパーニュとナッツを持ち込み。
定番おつまみとのマリアージュを楽しんでおりました。
ちなみに現時点でパテ・ド・カンパーニュが何で出来ていてるのか、いまいちよくわかってません(調べろ)
ちなみに店内で頼めるメニューもあって、僕はボロネーゼを頂きました。
生パスタで、熟成チーズがたっぷりかかってて…嗚呼、良いパスタを食べてるな…という気分に浸りました。
ワインを美味しく飲める細かい工夫
ノムノ赤坂の凄いところはワインの種類の多さだけではありません。
それらをちゃんと美味しく飲んでもらおうという細かい工夫を感じました。
一つ目にグラス。
テイスティンググラスという、味見用の小さなグラスを使います。
折角沢山の種類があるんだから、なるべく色んな種類を飲んでみたいところ。
テイスティンググラスなら、つい注ぎ過ぎてしまう心配もありません。
またテイスティング試験でも使われるグラスなので、ソムリエ・ワインエキスパートの受験生にとっては助かる点ですね!
二つ目に、グラスを洗う水。
ノムノではグラス交換出来ない代わりに、グラスを洗う水も用意されています。
(多分大体のお店は交換できないと思います)
同じグラスで何杯も飲んでいるとどうしても多少は味が混ざってしまいます。
けどそろそろかな~と思ったら軽く水ですすげば良し。
「混ざるの嫌だから、赤は白を一通り飲んでからにしよ…」などの心配は不要。
赤・白・赤・白…みたいに飲んでも大丈夫。笑
「俺は…訳わからなくなるまでワインで溺れてやると…誓った!!!」
ただひたすら羽を伸ばして飲む。
というわけで…すみません、写真はほぼありませんm(_ _)m
覚えてたのは最初の5~6杯くらいまでと、かなり序盤でもう何杯飲んだのか記憶が追い付かなくなったという点においては、この日の打ち上げは大成功といえます(?)
パテ・ド・カンパーニュをお皿に開けることすらなくパッケージから齧り、齧ってはワインを口に含み、グラスが空になったら目に留まったワインをとりあえずのノリで注ぎ…を、明日のことなんか気にせず意識が飛ぶまで繰り返す。
ただ結局意識も飛ばなかったしふらっふらにもならなかったし、思ったほど酔っぱらわなかったなぁ…(いやいいんだよそれで)
宅飲みのような雑さと、ワインショップのようなわくわく感が、一つのお洒落な空間にまとめられたようなバー。
今までワインバーに漠然と抱いていたイメージを覆す、超お洒落な自宅のような居心地の良さでした。
(※勿論おつまみのチョイスを工夫して、ちゃんと映える盛り方をしてる人もいます)
次何飲もっかな~と選んでいる時に、友達を連れた女性客に話しかけられ、そのまま話が盛り上がって途中から3人で飲むなんてこともありました。
同性にすら自分から話しかけられないチキンフィンガー野郎の僕が、一生に一度でもこんな経験をするとは思いもしませんでした←
こんなこと本当にあるんだなぁ…
お互いの話もしたしワイン沼に入ったきっかけについても話したし、話に花が咲くついでにちゃっかり音楽活動の宣伝もしました笑
ワインは人の心を開いてくれるから好きです🍷
店員さんもフレンドリーで、お客さんと店員さんと一緒になってワイン片手に談笑。
社員・バイト関係なくワインが好きなのが感じられてほっこりしました😊
ちなみに途中でブドウの品種当てゲームもしました(当てたよ!)
産地は外してしまいましたがちゃんとピノ・ノワールの味を見抜けました…!やったね!!
結局なんだかんだでまるまる1本半~2本弱くらい飲んだのだろうか…いい具合に酔っぱらってはいたものの、M3用の大荷物(キャリー+長物)をかついだまま真っすぐホテルまでトラブルもなく帰れたので、これはへべれけとは言いません←
ただ、人生2度目の二日酔いをノムノ赤坂に捧げることにはなりました(´へωへ`*)
二日酔いには睡眠がとにかく効きますね…!3時間くらい二度寝したらすっきり治りました笑
いかがでしたでしょうか?
ノムノ赤坂、実際行ってみて「ワイン好きの人には好きなだけワインを愉しんでほしい」という心意気が感じられて、本当に幸せな時間でした。
改めて、こんなお店が生活圏内にあるとか東京の人羨ましすぎだろ!!
ただノムノはチェーン展開の動きもあるらしく…札幌に出来たら通わざるを得ないですね……待ってます♡←
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた。良きワインライフを🍷