【青空に映える】ルーマニアの聖なる白ワイン・タマイオアサ・ロマネアスカ
ワインの沼からごきげんよう、最近白・泡が面白いユキシバです🍷
僕といえば元々フルボディの赤に憧れてワインを飲み始めたようなところもあり、
今でもやっぱりワインを探すときはついつい赤を選びがち。
ですがどうせ飲むならなるべくたくさんのワインを知りたいし、何ならワインエキスパートの取得にも興味がある手前、白ワインの世界を知らないのはいかがなものか…
そんなわけでだんだんと赤以外のワインにも手を出し始めたのですが。
最近はなんだか白ワインやスパークリングが面白い!!
特に白ワイン。
興味を持ち始める前は、白の楽しみ方がよくわからないというか、スッキリして酸っぱいやつしかなくて自分の求めるような濃密さとかはないと思ってました。
ですが、白ワインは白ワインで、赤ワインとはまた違った種類の濃密さやコクがあるし、スッキリしたワインも合わせる料理やおつまみ次第で魅力爆増💣
とにかく赤ワインとは違う世界が広がっていることがとにかく面白い今日この頃🍷
いつになったら白ワイン&白ブドウの絵文字を作ってくれるんだ???
ヲタ心をくすぐるマイナー産地・ルーマニア
……そもそもルーマニアって国知ってました??(失礼)
ルーマニアと聞いたら何をイメージするでしょうか?
僕なら真っ先に魔女とドラキュラ公を思い浮かべますね!!(偏ったイメージ)
ちなみにルーマニアにはホィア・バキューと呼ばれる奇妙な森があります。
木が不可解な形に歪んでおり、夜になると奇妙なものが見えるのだとか…
いつか行ってみたい場所の一つです笑
そんなルーマニア、実はワイン生産地としても有名なのです🍇
ヨーロッパの人ならいざ知らず、日本人からするとフランスやイタリア・ドイツなどの陰に埋もれてしまってるように見えます。実際マイナー産地の位置づけです。
「俺、ワインにはちょっと詳しいZE☆(キリッ」程度の人ではなかなかカバーできない産地の一つではないでしょうか。
その歴史は古く、ワイン大好き・古代ギリシャ軍がその地を奪いに攻め込んだこともあるほど。
そういった歴史の深さに加え、優れた土着品種が豊富にあることから、近年ワイン界で注目を高めているのです!
土着品種とは?
特定の地域に特有のローカルなブドウ品種。
大体のワイン産地には何かしらその土地固有の品種がありますが、特に品質が高く有名な産地にはイタリアやギリシャが挙げられます。
これに対してカベルネソーヴィニヨンやシャルドネなどのように、世界中で栽培できる品種を国際品種といいます。
日本からは甲州、マスカットベーリーA、山幸の3種類が国際品種に認定されています。
国際品種になるからには、人気の高さや対候性など相応の理由があるのですが、知る人ぞ知る土着品種も、ワインヲタ心をくすぐってやまないのですよ!🍇
『ルーマニアの聖なる香り』タマイオアサ・ロマネアスカ
プレミアム タマイオアサ・ロマネアスカ2020
生産者:ヴィル・ブドゥレアスカ
産地:ルーマニア・デアル・マーレ
品種:タマイオアサ・ロマネアスカ100%
度数:13~14%
価格:1785円
今回紹介するのは、ルーマニアワインの中では国内の知名度が高い(?)人気生産者・ヴィル・ブドゥレアスカの白。国内大手・エノテカをはじめ複数のお店で取り扱いがあります。
ラベルやコルクに描かれているのは、当時から優れていたルーマニアの葡萄畑を古代ギリシャ軍から守ったデチェバル王。
2003年設立と若いワイナリーですが、3000年前のダキア時代からその地に続くワイン造りの歴史への敬意と、ルーマニアワインの美味しさをこれから世に広めていくという気概を感じます。
ウギャアアアアアアアアアアアアアアアア
(仕方なかったってやつだ)
そして今回使われている葡萄はルーマニアの土着品種・タマイオアサ・ロマネアスカ。
その名前の意味は『ルーマニアの聖なる香り』…
ほらもう美しい!!!
写真では伝わらないかもしれませんが、この日は外が晴れていて、この美しい色と青空が最高にマッチしてたんですね…
窓辺で青空を眺めながら飲んだらもうリゾート気分です🏖
あ、なんかもうグラスに注いだだけでなんかほんのり香ってくる…
余談ですがワインの香りを嗅ぐことを「アロマを取る」なんていうそうですよ🍷
早速ひと口…
あぁぁもううんんま!!(語彙力)
ひと口でこんだけ惚れた白ワインはもしかしたら初めてかもしれません…
見た目もさることながら味わいもリゾート感が弾ける!
鮮やかな味とでも言うんでしょうか。
まず思い浮かんだのはブラッドオレンジ🍊
パッ!としたトロピカルな雰囲気をまとった果実味・酸味・そしてほろ苦さ。
更に、その中にふんわりと焼き栗のような風味も感じました。
思い浮かべたのは晴れ渡った海辺。アニメで言うなら可愛い系ヒロイン(薄めの金髪・色白・やや華奢)の水着回みたいな味とでも言うんでしょうか(アニヲタならわかってくれる私は信じる)
(何となくイメージはあるのに描く画力が無いのが口惜しい…!←)
キリッ!とした要素も含みながらまったりした甘味もうっすら纏い、全体としてトロピカルな雰囲気でまとまっている。
もしかしたら白ワインでは一番好きなタイプの味かもしれません🍇
(余談ですがショップのテイスティングコメントには焼き栗なんて書いてません。けど気にしたら負けっす👄自分が感じた通りで良いんです!笑)
いかがでしょうか?
今回紹介したワインはマイナー産地・ルーマニア生まれですが、品質が良い上にネームバリューがまだ低いのもあって低価格で手に入ります!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回お会いするまで、良いワインライフを!